お知らせ
細雪
神戸を代表する文豪・谷崎潤一郎が今年で生誕130年を迎えます。
神戸を代表する文豪ですが、神戸出身ではなく、関東大震災の時に兵庫に移って来られ、それ以降神戸や芦屋を舞台にした小説を書かれたので、兵庫県民にとってはとてもゆかりのある小説家さんです。
そんな谷崎潤一郎の企画展が神戸文学館で催されます。
神戸文学館企画展-谷崎潤一郎生誕130年-【細雪 姉妹たちの神戸】
谷崎の代表作、細雪!私の一番好きな小説でございます。
1930年代の西宮から神戸が舞台で、薪岡家の姉妹たちの愉快で優美な生活がつづられています。
読み進めていくと、当時の神戸の様子が楽しめます。
阪急電車に乗って、元町の中華街へ鳩料理を食べに行く描写や、三女幸子のお見合いで、ホテルオークラのカフェラウンジが描かれていたり、花隈周辺に高台にある料亭で、サイダーと天麩羅を食べたり、新開地の劇場へお芝居へ向う様子などが描かれております。
そんな細雪の小説が、神戸のガイドブックのようです。
姉妹たちが歩いたありし日の港町を訪ねる、そんな展覧会でございます。
皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
神戸文学館へは、当ホテルからJR元町駅より、大阪方面各駅停車にご乗車頂き、灘駅で下車、北西へ600mでございます。
神戸文学館のHPはこちら!
https://www.kobe-np.co.jp/info/bungakukan/