お知らせ
【京都出水七不思議】~五劫院の寝釈迦~
こんにちは(^_^)
秋も深まりましたね。
京都出水七不思議日記もそろそろ終わりを迎えました♪
というのも、もうあとは怪談や妖怪など盛り上がるお話しはなく・・・
「な~~~んか、 フ・シ・ギ・・・」
程度の言い伝えでございます。
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ラストを飾るのは、【五劫院の寝釈迦】(ごこういんのねしゃか)でございます。
こちら、あいにく非公開の寺院で、山門には柵がされたままとなっています。
しかしここの「寝釈迦」様は、写真にありますように、
山門脇にある小袖門(くぐり戸)の上におられ、
門の外からそのお姿を拝見することができます。
「寝釈迦」の名は、小袖門の上の横木の木目が、
お釈迦様が横たわる姿に似ている(?)ことから来ているそうです。
一見どこ?となりますが、五劫院のくぐり戸の前に立ち、上を見上げてみましょう。
木目をよく観察すると、お釈迦様が横になっている姿に見えてきます。
寝釈迦と呼ばれるこの不思議な木目、お釈迦様が西、つまり西方浄土に頭を向けていると言われていて、
ありがたいお姿だと崇められています。
言われてみると段々そのように見えてきて、思わず手を合わせている自分に気が付きます。
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※当館からは、市バス52系統(1時間に2本くらいしかございません)「七本松出水」下車。
特に拝観できるお寺ではないので、お釈迦様(?)だけ観て帰るくらいでございます。
全体画像はこちら。向かって右側の扉の上です。
このくらいの距離でも少々わかりづらい・・・。