お知らせ
【京都神田明神】~膏薬辻子(こうやくのずし)~
こんにちは(^_^)
空が冬の空ですね。
グレーの厚い雲の切れ間から太陽の光が差し込めば神々しく、
頭の中でゴダイゴの「ガンダーラ」が流れ始めます。
いつの間にか、天竺を目指して歩いてしまう今日この頃です。
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平安時代から抜け出せない私ですが・・・
その平安貴族に、武士の力を見せつけた平将門が有名ですね。
大己貴命と少彦名命とともに平将門を祀る江戸総鎮守「神田明神」といえば、
日本三大祭りの1つといわれる神田祭りで有名ですが、実は京都の市内中心部にも「神田明神」があるのです!
しかも当ホテルから、徒歩2~3分!!
京都「神田明神」があるのは、当館を右に出て西洞院通を渡ってすぐに路地への案内がございます。
「膏薬辻子(こうやくのずし)」という路地の中に確かにございます。
その案内板には「この地は天慶の乱に敗れた将門公首級が京都に運ばれ晒されたと伝わる場所です」と書かれています。
史実では、京都朝廷に大いなる脅威を与えた将門は、関東下総国で首を刎ねられているわけですが、
ここにさらされたという伝説は、如何に将門の怨霊が、
京都の人々の心の中に恐怖となって生き続けたかを物語っているのではないでしょうか。
又、比叡山の将門岩と呼応しているともいわれています。
その三日後、胴体を求め、白光となって舞い上がり、力尽きて落ちた場所が、
東京都千代田区大手町の「将軍塚」となるわけですね。
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碁盤の目状に整然と道が並ぶ京都としては珍しく、
「膏薬辻子」は四条通から南に入ったあと、途中2回かぎ型に曲がり綾小路通まで続きます。
幅は約2メートル、長さは150メートルほど。
とても風情のあるこの路地には、町屋を改装した飲食店や喫茶店、
洋服生地の着物などを扱う店舗等いくつかの商業施設が点在します。
ただ基本的には職住一体のエリアで、平成24年には石畳風の路面が整備され、
保水効果もアップし夏に打ち水をすると涼しさが長持ちするようになっています。
また、地域の人たち手作りの室外機のカバーが用いられるなど様々な努力とアイデアで閑静な路地と歴史は守られています。
当館からは・・・もう必要ございませんね(^_^;)
こちらが見えたら、右の路地です♪
風情たっぷりの町並みです♪♪
ふむふむ・・・・