お知らせ
【期間限定】重要文化財 杉本家住宅【特別公開】
皆さんこんにちは! いつもブログをご覧頂きありがとうございます^^
今回は当館より徒歩5分かからないくらいの距離にある重要文化財「杉本家住宅」が
2020年2月23日までの金・土・日限定で一般公開を行っている為見学にいってきました。
杉本家は寛保3(1743)年8月5日に初代新右衛門により呉服商「奈良屋」として創業しました。
杉本家ではその日を「宿場入り」(いわゆる暖炉分け、分家する意味での「宿這入り(やどばいり)」のことを指している)といって祝ってきました。
現在の母屋は主屋は「元治の大火」後によって再建され、明治3(1870)年4月23日に上棟されました。
京都を代表する祭りのひとつである「祇園祭」の際には、山鉾巡行(前祭)で巡行する伯牙山(はくがやま)が杉本家の前で組み立てられているのです。
一般公開中は、様々な体験ができ、今回は内容を一部紹介します^^
『生き物を探そう』
家の中の至る所に動物の絵が隠されており、どこに隠されているか見つけてみましょう!
重要文化財でありながら小さな工夫を取り入れることで、見に来ている人を飽きさせません^^
『お茶で一服』
重要文化財内でほうじ茶を飲んでほっと一息つくことができます(不定期開催/500円)
その他、折り紙体験などもあり、いつもの見学とはまた違った楽しみ方ができます★
文化財の中を奥に進んでいくと、仏間の横に仏庭があります。
基本的に撮影禁止となっている杉本家の主屋内の少ない撮影スポットで激写してきました!
こちらには「滑石(なめりいし)」という黒い意志が敷き詰められています。
この盤石は西本願寺で使われている賀茂川石と同じ種類の石です。
家の中を見渡すと、やはりそこは京都が誇る重要文化財。
皆さんのイメージする「京町屋」の造りを肌で感じることができ、
大昔の京都へタイムスリップしたかのような感覚になりました。時が止まる、とはこのことを言うんでしょうね^^
※杉本家の中は基本的に撮影禁止となっています。(一部除く)
★当館からのアクセス
当館を出て右に進み、西洞院道りを右折。綾小路通りを左折すると左側に見えてきます。
★一般公開開催日
2019年10月12日~2020年2月23日の金・土・日 13時~17時(最終受付16時半)
★休館日毎週 12月27日~1月5日/2月1日・15日
★入場料金 大人:1,000円 高校生以下:800円
※文化財保護の為、靴下の着用をお願いします。
★所在地 京都府京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116