お知らせ
大提灯のヒミツ
皆様こんにちは!
浅草はここ数日すっきりしないお天気が続いております。
梅雨入りも近いですね。
以前、浅草寺の雷門の正式名称が”風神雷神門”という事をご紹介いたしましたが
今回はその雷門の大提灯について・・・。
大提灯・・・大きいな!というのは見た目で分かりますが、実際どれくらいの大きさ
なのかご存知でしょうか?
高さ 3.9m 直径 3.3m 重さ 約700Kg だそうです!
京都丹波地方の竹で骨組みを作り、周囲に和紙300枚を貼り合わせて作られて
いるそうです。
和紙に使われているコウゾも福井県産との事で純日本製の提灯なんですね!
また、何気なく通ってしまう大提灯の下部分にもヒミツが・・・。
大提灯の底部分にはこんな龍の彫刻が施されているんです。
浅草寺の本尊である仏像は墨田川で発見されたと言われていますが、その際に龍神が
現れたという逸話があるんです。
それと、浅草はかつて木造建築が密集している火事に弱い町でした。
その為、大海にすみ雲を集め、雨を降らせる龍神をあがめるという意味でも大提灯の
下には龍の彫刻が施されているんです。
雷門の大提灯の下を通る際は、ぜひ底にある彫刻にもご注目下さい!