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岳上恵子作品展「黄色いテーブル(なかまたち)」
室蘭市在住の油彩画家、岳上恵子さん(83)の作品展で、鮮烈な黄色の世界が目を引く。
室蘭出身の岳上さんが絵筆を取ったのは33歳のとき。室蘭市の絵画教室に通いデッサンから始めた。淡い印象の風景画や静物画を描いていたが、1986年に夫の転勤先の札幌で全道展・独立展会員の故砂田友治氏に師事し画風が変わったという。2000年に再び故郷に戻り創作活動に励んでいる。
会場には20号から130号の大作18点が並ぶ。全作品、薄緑の洋ナシ、紫のブドウ、ティーポット、オレンジの花が添えられた花瓶などが黄色のテーブル上に置かれている構図。陰影はないが、四角形のテーブルがいくつも重なり合うようなデッサンで立体感を出している。
開催場所:室蘭市民美術館
住所:室蘭市幸町6
開催期間:2024年4月3日(水) ~ 6月9日(日)
時間:午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
※月曜(祝日の場合は翌日)休館
料金:入場無料
お問い合わせ:室蘭市民美術館
0143-22-1124